Friday, 29 March 2024

第19回 サンディエゴ アジアン 映画祭

19th San Diego Asian Film Festival
第19回 サンディエゴ アジアン 映画祭

アジア文化を紹介する映画祭、約150 作品上映
邦画はカンヌ最高賞受賞『万引き家族』ほか13本


米西海岸で最大規模のアジア映画祭。

長編ドラマを中心にドキュメンタリー、アニメーションなど、約20か国から集められた最新作品約150本を上映。

邦画は第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『万引き家族』(是枝裕和監督/ 2018) を含む、過去最多の13作品が紹介される。


上映作品の一部を紹介。

◆ “Dead Souls” (王兵監督 /フランス & スイス/ 2018) — 1957年の中国反右派闘争で “反体制派狩り” の標的となり、収容所で思想教育を受けた人々の足跡をたどる8時間のドキュメンタリー。

◆ “Shoplifters” (邦題『万引き家族』/是枝裕和監督/ 2018) — 万引きをして生活苦を凌いでいる家族。
社会の底辺にありながら笑いの絶えない一家だが、ある事件で心が離れてしまい、それぞれに抱える影が浮き彫りになる。

◆ “ Long Day's Journey into Night” (ビーガン監督/中国 & フランス/ 2018) — 父の死後、男は捨てた故郷に戻り、時計の中から写真を見つけてある女性を探し求める。
フィルム ノワールの手法が冴える幻想的な作品。


ULTRASTAR MISSION VALLEY、EDWARDS MIRA MESA STADIUM を含む6会場
11/8 (木)〜11/17 (土)
シングルチケット=$12 (一般)、$10 (学生、シニア)、オープニング & クロージング上映=$40、6パック=$60、全日パス=$295
https://festival.sdaff.org/2018/


(2018年11月1日号掲載)