Quilts & Color
キルト 展
ボストン美術館所蔵の刺繍アート
様々なモチーフと異なる手芸方法
1,000年ほど前にヨーロッパの寒冷地で誕生したキルトは保温着として実用的に使用されていた。
後に、上流階級婦人の手芸として数々の技法が考案され、清教徒によって北米大陸に伝えられる。
アメリカンキルトの当初の目的は布地の利用にあり、装飾性やモチーフに重点が置かれたのは産業革命以降のこと。
アメリカでは 1 枚布を8つ折りにしてカットする左右対称の「ハワイアンキルト」、草花や自然風景を表現したアルバムスタイルの「ボルティモアキルト」 などが今日に受け継がれている。
SD MUSEUM OF ART, 1450 El Prado, Balboa Park.
phone: 619-232-7931 (I)
9/4 (日) まで
10am〜5pm (日曜:12pm〜)
$12 (一般)、$9 (65歳+)、$8 (学生ID要)
www.sdmart.org
(2016年5月16日号掲載)