ロマンティック インパルス

The Romantic Impulse...
ロマンティック インパルス


アメリカ風景画にみる伝統の系譜
欧州ロマン主義と牧歌的写実性

Opus 24: Rome, from the Campagna, Sunset (detail) by Thomas Moran, 1867.
Timken Museum.

19世紀後半〜20世紀初頭に活躍し、米国を終焉の地と定めた画家の風景画を鑑賞。

英国出身のトーマス・モラン (1837-1926) は欧州ロマン主義を源流とするハドソン・リバー派の画家。

米国の大自然の佇まいを荘厳な空間へと昇華して、まるで古代遺跡を眺めるような、あるいは牧歌的な田園詩を感じさせる写実性を特徴とした。

自然を抒情的に捉えたバルビゾン派のウィリアム・キース、米西部の大いなる荒野を神格化したアルバート・ビアスタットなどが一世を風靡した。


TIMKEN MUSEUM OF ART, 1500 El Prado, Balboa Park
phone: 619-239-5548 (I)
4/29 (日) まで
火〜土曜:10am〜4:30pm、日曜:12pm〜4:30pm
入場無料
www.timkenmuseum.org


(2018年3月1日号掲載)