電話のベルは妻殺害指令の合図 ヒッチコックの名作映画を舞台化
Dial M for Murder
2022/7/21 (木) ~ 8/28 (日)
Old Globe Theatre
https://bit.ly/3z9MTEL
花形テニス選手トニーが妻に迎えた資産家の娘マーゴ。
現役引退後は夫婦仲も冷め、トニーはマーゴの浮気を確信している。
マーゴはテレビ作家のマークと長く不倫関係にあった。
トニーは旧友スワンに大金を支払い、マーゴ殺害を依頼する。
玄関前に隠してある鍵でスワンが家に入り、トニーからの電話を合図に、強盗殺人と見せかけてマーゴを殺すというシナリオ。
だが、彼女は激しく抵抗し、逆にスワンを絶命させる。
マーゴは殺人罪で死刑確定。
疑問を抱く警部。
事件後に鍵の置かれた場所が決め手となって・・。
サスペンス・スリラーの巨匠、アルフレッド・ヒッチコックの名作。
ヒッチコック自身が監督を務めた同名の映画作品 (1954年) が知られている。
殺人ミステリーの秀作を新バージョンとして舞台化。
ニューヨーク・タイムズ紙は『Dial M for Murder』を「猫とネズミの駆け引きに似たゲームを見ているようで、十分なひねりと急展開があり、最後まで続くスリル感に惹きつけられる」と評した。
『Scotland Road』『Wait Until Dark』で知られる劇作家、ジェフリー・ハッチャーがこの古典的作品の世界初演を実現。
オールド・グローブ劇場のベテラン舞台監督、スタフォード・アリマが小劇場の特性を最大限に活用し、スリリングな空間に観客を引き込むことに成功。
彼の見事な演出も光っている。
◼︎ チケット:$87-$99