ミリオン ダラー カルテット

 1950年代の Rock 'n' Roll スター ジュークボックス ミュージカル

 

Million Dollar Quartet
2022/4/2 (土) 〜 6/12 (日)
Lamb’s Players Theatre
www.lambsplayers.org/milliondollar

 

1956年クリスマスの頃。

ロカビリー界の帝王と呼ばれた初期ロックンロールの立役者、カール・パーキンスは「ブルー・スウェード・シューズ」の爆発的ヒットの熱も収まり、臆病風に吹かれる日々を過ごしていた。

同年12月、テネシー州メンフィスにあるレコーディング・スタジオ「サン・レコード」に、パーキンスをはじめ、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、エルヴィス・プレスリーといったロカビリー・ミュージック全盛期を作り上げるスターが集まっていた。

プロデューサーのサム・フィリップスとの打ち合わせが目的だった。

パーキンスと彼のバンドは、ジェリー・リー・ルイスと一緒に、彼の代表曲の一つ「マッチボックス」を含む多くの楽曲をレコーディングする。

(このシングルが発表された時点ではマイナーなヒットに過ぎなかったが、1964年にビートルズからリリースされるとビルボードチャートを駆け上り、トップ20にランクインする)

フィリップスは意気揚々と契約更新を企てていたが、既にキャッシュがコロムビア・レコードと契約していた事実を知らない。

パーキンスとルイスはプレスリー、キャッシュと共に4人で即席のジャムセッションを行う。

このセッションは、1955年に一緒に南部のツアーを行ったメンバーの再結成を意味していた。

それから間もなく「このカルテットは100万枚売れる」と新聞に書かれたように、彼らは「ミリオン・ダラー・カルテット」として知られるようになる。


この時のレコーディングは、1950年代半ばにおけるロックンロール時代の画期的な出来事として、さらに変化を遂げる20世紀の音楽シーンのマイルストーンとして、歴史的な意義を持ち続けている。

「ミリオン・ダラー・カルテット」は、有名な4人の米大統領の顔が刻まれた巨大な岩山に準 (なぞら) えて「ロックンロールのマウントラッシュモア」と呼ばれてきた。

音楽界最高の才能を与えられた4人の自由奔放でスリリングなサウンド。

その一端を体験できるジュークボックス・ミュージカルだ。


ステージでは事実と異なるシーンがいくつか登場する。

例えば、プレスリーが「ブルー・スウェード・シューズ」を初めて歌ったのは『エド・サリヴァン・ショー』と語るシーンがあるが、実際は1956年初頭のドージー・ブラザーズの番組だった。


◼︎ チケット:$38〜$92