staffukandan2011101

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▽原発事故から8か月が経過した。福島県民は低線量被曝の危険度に深い関心を寄せている。大阪大名誉教授/放射線専門医・中村仁信著『低量放射線は怖くない』(遊タイム出版) は、年間100ミリSV以下なら、むしろ細胞の修復機能を高めて放射線への適応度が上昇すると説く。活性酸素の処理能力を促すビタミンC&Eの摂取も肝要だ。原子力基本法は放射線事業従事者の被曝制限量を規定しているが、一般人対象の基準値は成文化されていない (年間1ミリSVはガイドライン)。遺伝子の突然変異で10世代先の異常発現を警告する医師もいるが、少なくとも、この一冊は放射線を正しく恐れる一助となる。福島市在住の母と弟にも一読を勧めた。▽頻発するテロや人災としての原発事故に直面し、現代人の深層心理では「運悪く犠牲になる」→「運良く生きている」へと認識変化が起きている。他者の存在が希薄なのに自分の生命が脅かされる時代。読んでいるのは、オウム、9.11の現実を絡めた長編小説 『太陽を曳く馬』 (高村薫著/新潮社)。徹底的に病理を言語化し、対話から人間復権を試みる著者に共感。虚無と不安の野放しはご免だ。 (SS)



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▽25年前、サンディエゴには大きな書店もインターネットもなかった。だから、オレンジカウンティの 「紀伊國屋書店」まで定期的に本を買いに
行っていた。今、サンディエゴには「三省堂書店」や「ブックオフ」がある。でも、いつでも読めると思うと、読まないのが人間のサガ。読書量はおそろしく激減してしまった。▽TV JAPANで放送されている「週刊ブックレビュー」 を毎週楽しみに見ている。ゲストがそれぞれ好きな本を持ち寄り、1冊を合評する。後半は気になる作家へのインタビュー。ゲストが
知った未知の世界。それを「話す」。視聴者が「見る」「聞く」。単に「読む」とは違う読書の楽しみ方だと思う。▽『ゆうゆう』今号の特集は 「日米ベストセラー本」。モノの本によると、ベストセラーを作るためには、タ行五段活用 「たちつてと」 が必要とのこと。た : タイトル=良いタイトル。ち:著者=有名・専門性がある。つ:ツキ=運に左右される。て:テーマ=どんな切り口 (面白いと売れる)。と :トレンド=流行/今年出すべき本かどうか。時流はまさに、1億総アマチュア作家ブーム。だれでもが、本を、読む側ではなく、書く側になれる楽しい時代がやってきた。 (NS)



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ファンタジー系の小説を読むのが大好き!!“Twilight Saga” 4冊、“Harry Potter” 7冊を何回も読んで、完全セットを大事に本棚に並べている。私の普段のスケジュールは、朝から晩まで “年中無休” で動いている。お仕事はもちろん、家のこと、エクササイズなど、とにかく non-stop!! 自慢じゃないけど、のんびりして、本を手に持って読むことがほとんどない。“読書の秋” というよりも “寝る前の読書” のほうが私のスタイルかもしれない (^.^)。今年から読み始めた本は HBOの人気ドラマ “True Blood” の原作になった “Sookie Stackhouse” 小説シリーズ (作家Charlaine Harris)。そう! “Twilight Saga” に引き続き、Vampire からなかなか離れない私で〜す(^.*)。面白く読んでいるけど、疲れているせいなのか、1、2ページを読んだだけですぐ眠くなってしまうの、、、一体、十数冊もあるこのシリーズは、いつ読み終えれるかなぁー??? (S.C.C.N.)



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今回は「読書の秋」というトピックだが、秋でなくても常に本を読んでいる。昔から、家で静かに本を読んでいるのが好きな子供だった。一番初めの頃に読んだ本は「うさこちゃんシリーズ」だった。0歳〜1歳用の4冊セットの絵本がうちにあった。表紙の裏には私が描いたであろう、うさこちゃんの似顔絵らしき大小の丸でできた絵と、平仮名での私の名前 (左右逆になっている!) がクレヨンで記してあった。それから、父親がお土産に本を買ってきてくれたり、母と買物に出かけた時に本を買ってくれたりで、常に本に囲まれていた。シートン動物記、オズの魔法使いシリーズ、赤毛のアン・シリーズ、ドリトル先生、ヘレン・ケラー、あしながおじさん、長靴下のピッピ、家なき娘等々、児童文学は結構たくさん読んだと思う。本好きだった子供がそのまま大人になり、今でも読書好きです。読むペースも早いので、数時間で1冊の本を読み終えられるのだが、日本語に限る。英語だとなかなか進まなくて、読みかけのペーパーバックが何冊かある。まずはそれを読まないと・・・。ペーパーバックを読む「読書の秋」にしようかなぁ。 (YA)



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世の中には “読書” と聞いただけで、「あ、アタシだめ」と条件反射で口を開く人がいる。実はワタクシも、元々はそういう読書嫌いの子供であった。ありゃ夏休みの読書感想文の仕業だと思う。ナニ書いたらいいんだよーもゥ。原稿用紙が埋まらないから、あらすじでも書いたれ!と四苦八苦した思いがある。そんなんで国語の成績はいつも「3」だった。中高に入ると成績は上昇したが (相変わらず読書感想文を毛嫌いしていたのに、ナゼだ?)、苦しみは大学受験の時にもついて回った。社説を読み、あらすじと感想を書く。それが進学ゼミの先生から課せられた「必殺アチョ~・小論文対策特訓」だった。そのおかげかどーか、はなはだ疑問が残るが、今や文を書く職業に就いた。ありがたや~。感想文からは解放されたが、今度は職業病で、強制的に本を読みあさるようになった。オリャオリャ~もっと読めー。俺を読めーと強引なアプローチに、ついに本が好きでチューと恋に落ちた。ブラボー。そんなこんなで書物と相思相愛にはなったのであるが、時折り、ページの中に潜む苦いノスタルジーが顔を出すのである。いやン。 (AS)



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▽私には一生の友と呼べる良い友が数人いる (数人だけかい!?)。本についての友といえば「MAKO」。小学校1年生からの友人で、姉妹のような存在だ。日本に帰ると必ず彼女と本屋へ行き、アメリカへ持って帰ってくる本を見繕ってもらう。「推理小説が読みたい」とか「歴史物がいい」など、その時々の趣向を伝えると、私が好きそうなものをいくつか挙げてくれる。今回は気軽に読める本だったと思う (わずか3か月前なのにうろ覚え・・・)。気に入った本は梨木香歩の『裏庭』。特に出だしがいい。途中で視点が変わり、あまりにも不思議な世界が長く続いて、ちょっと退屈にはなったのだが・・・。▽“Twilight Saga” が一世風靡していた時にはS.C.C.N (↑) さんの影響で、私もどっぷり読書にハマったが、今の私は1週間に何時間、本の世界へ入っていく時間があるのだろうかというくらい忙しい。秋はすることが一杯で忙しいのに、なぜ読書の秋なのかと思っているのは私ぐらいだろうか。もう少し寒くなってから、家の中でのんびりと本の世界へ入っていきたい。私には読書の冬かな!? (SSo)



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かつて編集という仕事に就いていた私は、「数ある編集者の中で、最も本を読まない不届き者」と、その点では自分を蔑んでいた。昔から家の中で一人でじっとしていることを好まない。本を読んだり、何か家の中で練習したり、という忍耐がないのだ。静かにして本を読むより、音声や映像に走る人なのだ。そんな私に最もふさわしくない職業によく就けたものだと、私を雇った社長に感謝したものだ。就職後は「読書嫌い」を返上しなければと、編集者時代には義務的?に本を読んだ。サンディエゴ住まいになってからは、プールサイドでの日光浴のついでが読書タイムとなっていたが、その日光浴をすることが徐々になくなるにつれて、読書タイムは私の生活の中からまた消えることに・・・。加えて、加齢による視力の衰えで、寝る前の睡眠剤としての役目をしていた読書もDVDに代わってしまった。このままいくと、読書の秋どころか、読書自体が私の生活からすっかり消え去ってしまいそうだ。 (Belle)



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9月半ばに (自分で) 開催した東ヨーロッパ珍道中では、セルビアのベオグラード、クロアチアのザグレブを列車と車で巡ってきた。アメリカから来ていた友達が運転したんだけど、ナビゲーターなどもちろんなく、国と国との距離を示すぐらいの地図 (AAAでもらえる、カリフォルニア州とネバダ州が大きく載ってるだけみたいな) だけで、見事に目的地に到着できたからすんばらしい!!・・・って、またまたお題とは関係ない話から入りましたが〜・・・ここからです。旅の初めはとっても暑く、半袖で蚊にバクバク刺されていたのに、途中から空気がすこぉしヒンヤリしてきて、日本の秋のような気候になってきた。ザグレブから 「アルプスのハイジ」 の山を越えてベルリンに着いたら完璧な秋。ベルリンって音楽家や芸術家がたくさん住んでいるそうな。秋でこんなに寒いのに、冬はどうなっちゃうの?ってベルリンの友達に聞くと、秋・冬はむちゃ寒くて外に出られず、家にこもって練習・お勉強の期間なんだって。ほぉ。だから秋の読書、じゃなくて読書の秋って言うのね (今頃悟って遅い?)。こうやって、今、私のコレを読んでいらっしゃる方も、秋の読書を満喫してるのね〜。(読書ってほどの文章じゃないって?) (笑) (満星と那月と彩雲のおば)



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最近読んで面白かったのは、大野更紗 (さらさ) さんの書いた『困ってるひと』。WEBマガジン「ポプラビーチ」に掲載されているものを偶然に知って読み始めたのだが、大野さんの絶妙な語り口に惹きつけられ、数日間、夜更かしして読みふけってしまった。ビルマ難民研究に情熱を注ぐ大学院生だった彼女は、ある日突然、原因不明の病に襲われる。診断がつかぬまま1年間を過ごし、その後9か月間、壮絶な入院生活を送る。自己免疫疾患系の難病のため、現在の医療では治癒は難しいらしく、退院後の今も都内で通院しながら大変な生活を送られているようだ。体は病のためにひどいことになっている上に、日本の行政・医療システムの理不尽さに翻弄され続けている彼女。絶望の淵に立っているはずなのに、彼女の書く文章はポジティブなオーラに包まれている。そしてとっても面白い。泣いたり笑ったりしながら一気に読み終えた。私はウェブでタダで読んでしまったが、大野さんにちょっとでも印税が入ってほしいから、ポプラ社から出版されている書籍もぜひ購入しようと思っている。皆さんもぜひ読んでみてくださいね。元気が出ます!  (RN)



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(2011年11月1日号に掲載)