Friday, 29 March 2024

JALとアエロメヒコ航空、コードシェア提携に合意

JALとアエロメヒコ航空、コードシェア提携に合意

〜JAL、カリフォルニア州北部山林火災の被災者に支援金を寄付〜

日本航空 (JAL)とアエロメヒコ航空(AM)は、2018年度中に共同運航(コードシェア*)を開始することで合意した。

対象となるのは、JALが運航する日本国内線と日本=アジア路線、アエロメヒコ航空が運航する成田=メキシコシティ線、ロサンゼルス=グアダラハラ/モンテレー線、メキシコシティ=メキシコ国内各都市を結ぶ路線。

これにより、JALのメキシコ国内のネットワークは、従来の8地点から約20地点に拡大する。

今後、マイレージ提携やラウンジの相互利用なども検討する。

多くの日本企業の進出に伴い、日本とメキシコ間の渡航需要は年々増加している。

JALは現在、ダラスおよびロサンゼルスからアメリカン航空が運航するコードシェア便でメキシコ国内各都市に乗り入れているが、メキシコのフラッグキャリアで、広範なネットワークを展開するAMと相互にコードシェア提携を行うことで、利便性のさらなる向上を目指している。

アエロメヒコ航空は2006年に東京/成田〜メキシコシティ線の運航を週2便で開始し、今年3月にはデイリー運航に増便している。

なお、JALは10月18日、アメリカ・カリフォルニア州北部で10月8日に発生した山林火災で被害を受けた方への支援を発表した。

支援内容は、3万ドルの支援金を寄付するほか、JALグループ社員による募金を実施し、支援金とあわせて 「Napa Valley Community Foundation」に寄付する。

JALとカリフォルニア州は、JALが初めて国際線をサンフランシスコに就航した1954年2月から60年以上のつながりがあり、現在はサンフランシスコのほか、ロサンゼルス、サンディエゴ線と日本との定期便を1日4便、運航している。

また、今回山林火災が発生したナパ郡には、1971年から2010年まで、JALが運航乗務員訓練所を設置していたこともあり、今回の支援を実施することとなった。

* コードシェアの実施は、関係当局への申請と認可が条件となる。


アエロメヒコ航空について
Grupo Aeroméxico, S.A.B. de C.Vはメキシコの商業航空会社、アエロメヒコ航空と旅客ロイヤルティ・プログラム事業を運営している持ち株会社。

アエロメヒコ航空は毎日600便以上を運航するメキシコ最大のグローバルエアラインで、メインハブはメキシコシティ国際空港・ターミナル2となっている。

メキシコ国内の45都市をはじめ、アメリカ23都市、ラテンアメリカ15都市、カナダ4都市、ヨーロッパ4都市、アジア3都市を含む、世界3大陸、80以上の都市に就航している。

アエロメヒコ航空グループは125機以上の機材を保有。機種はボーイング787、ボーイング777、ボーイング737とリージョナルジェットのEmbraer 170と190。

2012年にはメキシコの航空史で最も大規模な投資を発表している。購入契約をしたボーイング社の航空機100機のうち、90機はボーイング737 MAX、10機はボーイング787-9ドリームライナーとなっている。

アエロメヒコ航空はスカイチームの創立メンバー。

加盟メンバーの20社と提携して、世界177カ国の1,000以上もの都市とつなぎ、搭乗客に世界各地の672カ所のVIPラウンジをはじめとする数々の特典を提供している。

さらに、アエロメヒコ航空はデルタ航空、アビアンカ、コパ航空、そしてウエストジェットと共同運航し、アメリカ、ブラジル、カナダ、コロンビアとペルーにてネットワークを提供している。


日本航空
予約・案内・JMB:1-800-525-3663
発着テープ案内:1-800-525-2355
www.jal.com


(2017年11月1日号掲載)