SDでも南軍指導者の記念プレート撤去

SDでも南軍指導者の記念プレート撤去

バージニア衝突後、全米で渦巻く抗議

2017年8月19日

バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と人種差別反対派の衝突は、奴隷制存続を訴えた南北戦争時の南軍関連の像を撤去する計画に抗議する白人至上主義者の集会が発端だった。

8月12日の事件以来、米国各地では南軍の記念碑撤去の動きが急速に広がっている。

NY・タイムズ紙によると、米国の約20都市で南軍関連の記念碑が撤去された。

サンディエゴでは8月16日、ダウンタウンのホートンプラザ・パーク内に備え付けられていた南軍指導者ジェファーソン・デイヴィスの記念プレートが取り除かれた。

フォールコナー市長は記者会見で「(バージニア州の衝突を受けて) 公共の場から南軍を象徴する記念物を撤去することを決定した」と語った。

ジェファーソン・デイヴィスは、南北戦争時にアメリカ合衆国から分離独立して奴隷制存続を主張した「アメリカ連合国」の大統領として知られる。

記念プレートには、南軍兵士の末裔 (まつえい) が創設した「南軍の娘たち連合」 (UDC) の団体から1926年5月12日にサンディエゴ市へ贈られたと刻印されている。

同年、サンディエゴ市民の間で署名運動が起こり、間もなくプレートは撤去されたが1956年に再登場し、現市長が除去を命じるまでの61年間は存在したことになる。



(2017年9月1日号掲載)