メキシコ西部の畑に33遺体、麻薬絡み

メキシコ西部の畑に33遺体、麻薬絡み

昨年3月、司法当局幹部をSDで拘束

2018年1月19日

メキシコ西部ナヤリ州のサトウキビ畑で1月17日までに、少なくとも33遺体が見つかった。

当局は麻薬取引をめぐる利権争いの事件とみて捜査している。

AP通信などが伝えた。

報道によると、遺体が見つかったのは畑に掘られた複数の穴。

ナヤリ州は米国に密輸されるヘロインの供給地となっており、昨年3月には地元司法当局幹部が麻薬取引に関わっていたとしてサンディエゴで拘束された。

当局によると、これを受けて麻薬組織の抗争が激化した経緯がある。

米国内で広がるヘロインやアヘンなどの麻薬乱用は過去60年で最悪のレベルに達している。

米国務省は「ヘロインは100パーセント、合成麻薬は大半が外国から流入している」と指摘。

トランプ氏は大統領選挙中にメキシコからの移民が「麻薬を持ち込んでいる」 と批判。

国境への壁建設を訴える理由にしてきたが、国務省は「物理的な壁がなくても、麻薬流入防止に向けてメキシコ当局と連携を強化している」と説明した。

昨年、トランプ氏は大統領就任後の施政方針演説で「国境はがら空きで、麻薬が前例のない規模で入ってきている」と訴えている。


(2018年2月1日号掲載)