初夏到来、西ナイル熱、ジカ熱の危険性

初夏到来、西ナイル熱、ジカ熱の危険性

SD郡当局、蚊媒介の感染症に注意喚起

2018年4月18日

初夏へと季節が移行して蚊の繁殖期を迎えるにあたり、西ナイル熱やジカ熱の感染対策を万全にしておく必要がある。

SD郡の「有害生物制御プログラム」がまとめた統計によると、昨年郡内で確認された西ナイル熱感染者は2人で、一昨年は22人だった。

昨年のジカ熱感染者は20人。

西ナイルウイルスの主媒介はアカイエカ。

人にも動物にも感染し、約20%に発熱や頭痛など風邪に似た症状が出る。

発症しても患者の多くは数日~1週間で回復する。

致死率は1%未満だが、50歳以上の中高齢者や基礎疾患を持つ場合は重篤な症状を引き起こす危険性があるので注意を要する。

ジカ熱はヤブカが媒介するジカウイルスによる感染症。

3~12日の潜伏期間を経て軽い発熱や頭痛、関節痛などが起きるが2~7日程度で治まる。

ブラジルなど中南米諸国で感染者が多く、米国内の感染者のほとんどが流行地域への旅行者だった。

知的障害を伴うこともある新生児の「小頭症」の原因として、妊婦のジカ熱感染と関係があるとみられている。

SD郡当局は感染の防衛手段として、外出時に長袖・長ズボン着用、虫除けスプレー使用、ボウフラの生息拠点 (庭先の水溜まり) 根絶などを呼びかけている。


(2018年5月1日号掲載)