司法長官、SDのメキシコ国境地域視察

司法長官、SDのメキシコ国境地域視察

不法移民「徹底訴追」、人権団体は非難

2018年5月9日

© mark reinstein

ジェフ・セッションズ司法長官は5月7日、サンディエゴのメキシコとの国境地域を視察し、米国に不法入国した移民らを「法に則して徹底的に訴追する」 と強調。

不法移民への非寛容政策を掲げるトランプ政権の姿勢を改めて表明した。

不法移民の取り締まりを担当する移民・税関捜査局 (ICE) のトーマス・ホーマン局長もセッションズ氏に同行した。

トランプ大統領は移民政策の厳格化を掲げ、国境地帯への州兵動員を緩めていない。

セッションズ氏は国境フェンス付近で記者会見し、不法入国した移民が子どもを連れている場合、別々に拘束して取り調べると警告している。

人権団体はトランプ政権が移民の親子を「見せしめのように離れ離れに拘束している」と批判を強めており、さらに非難が高まりそうだ。

一方、治安悪化の中米諸国から逃れ、米国への亡命を求めてメキシコを北上していた移民キャラバン (集団) は7日までに、約220人以上がティフアナから越境し、米当局に拘束された。

セッションズ氏によると、司法省は約50人の検察官と移民担当判事を増派し、審査を迅速化する。


(2018年6月1日号掲載)