デモ隊がコロンブス像倒す

 

チュラビスタは平和裡に撤去

2020年6月13日

バージニア州の州都リッチモンドの公園に立つ探検家クリストファー・コロンブスの像が6月9日、ミネソタ州の白人警官による黒人男性暴行死事件に抗議するデモ隊に倒され、近くの池に投げ込まれた。

SD郡では6月12日、チュラビスタ市内のディスカバリー公園に1991年から立つコロンブス像が市長の判断で撤去された。

カシヤス=サラス市長は同日、像の永久撤去を要求する先住民団体の抗議行動が始まる数時間前に、地元警察と市政代行官と協議し、治安維持の面から市側が自発的に撤去を決断した。

像は破壊されることなく倉庫に納められた。 米国では近年、15世紀に米大陸に到達したコロンブスを「先住民の虐殺者」とする見方がある。

暴行死事件を機に、現在の基準に照らして人権侵害を犯した人物への批判が強まったとみられる。

6月4日には、バージニア州リッチモンドの中心部にある南北戦争時の南軍司令官リー将軍の像や、ケンタッキー州議会議事堂にある「南部連合」初代大統領ジェファソン・デイビスの像の撤去に向けた動きが出た。いずれも奴隷制度を容認した人物と見なされている。 *写真はイメージ



(2020年7月1日号掲載)