NASA、温暖化監視衛星を投入

NASA、温暖化監視衛星を投入

異常気象の予測精度向上を目指す

2017年11月19日

NOAA Satellites

米航空宇宙局 (NASA) は111月8日、地球温暖化を監視する観測衛星「JPSS1」を、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地からデルタ2ロケットで打ち上げた。

ロス商務長官は打ち上げ前の声明で「全米を脅かす危険な気象をより良く予報できる」と強調し、温暖化対策の側面にほとんど触れなかった。

米メディアは、温暖化対策に後ろ向きのトランプ政権による打ち上げを皮肉交じりに報じている。

衛星は、大気や陸地・海の温度、雨量、山火事などのデータを集める。

ハリケーンなど異常気象の発生予測の精度も向上させると期待され、海洋大気局 (NOAA) と共同で運用する。

NASAとNOAAは同様の衛星を3基打ち上げ、20年間観測を続けることにしているが、全ての予算が確保されるかどうかは不透明だ。

NASAは国際宇宙ステーションに温室効果ガスの量を監視する機器の取り付けを計画していたが、トランプ大統領は中止を指示した。


(2017年12月16日号掲載)