北朝鮮との核戦争、可能性に懸念

北朝鮮との核戦争、可能性に懸念

元米軍制服組トップ、マレン氏語る

2018年1月2日

© Abraham Magnawa

2007~11年に米軍制服組トップの統合参謀本部議長を務めたマイケル・マレン氏は12月31日、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり「われわれはかつてないほど北朝鮮との核戦争に近づいている」との見解を示した。

「現時点で外交的に解決する機会は見えない」とも述べた。

ABC-TVのインタビューで語った。

米国が北朝鮮経済に影響力を持つ中国に圧力を強めるよう求めていることについて、マレン氏は「トランプ大統領は、中国に今まで以上に行動させることに成功したと思うが、中国が続けるかどうかは不明だ」と疑い、中国が北朝鮮核問題の平和的解決に真剣に取り組まなければ「(軍事) 衝突の可能性がさらに高くなると強く危惧する」 と語った。

トランプ氏のスタイルは「非常に混乱を招き、多くの点で予測不可能」で「長年の同盟国や友好国に (彼らを防衛する) 米国の関与に対する疑問を生じさせ、敵国は不確実性を利用できるようになる」と懸念を示した。

朝鮮半島近くへの米原子力空母派遣など「力の誇示」は、日韓防衛への米国の意志を北朝鮮指導部に見せ続ける点で「非常に重要だ」と指摘した。


(2018年1月16日号掲載)