福音派指導者 ビリー・グラハム師

福音派指導者 ビリー・グラハム師

連邦議会議事堂で異例のお別れ式

2018年3月2日

© Anthony Correla

米国を代表するキリスト教福音派の指導者で2月21日に99歳で死去したビリー・グラハム師の遺体を納めた棺 (ひつぎ) が28日、連邦議会議事堂中央部の円形大広間に安置され、お別れの式典が開かれた。

同議事堂での民間人追悼は異例で、「公民権運動の母」として知られ、2005年に死去した黒人女性ローザ・パークスさん以来。

グラハム師はテレビやラジオによる大規模伝道を活用し、保守派のキリスト教信者に大きな影響力があった。

世界180か国以上を飛び回り、約2億人に布教したとされる。

参列したトランプ大統領は「神の恵みと祈りの力を世界に伝えたキリストの使者」と讃え、哀悼の意を表した。

葬儀は3月2日に故郷のノースカロライナ州で執り行われ、2007年に死去した妻ルースさんの隣に埋葬される。

ワシントン・ポスト紙によると同議事堂での追悼式は、リンカーン、ケネディら大統領経験者や、マッカーサー元帥ら軍人などを含む32例しか前例がない。


(2018年3月16日号掲載)