カリフォルニア州、国境警備へ兵派遣

カリフォルニア州、国境警備へ兵派遣

ブラウン知事発表、壁建設に関与せず

2018年4月18日

カリフォルニア州のブラウン知事は4月18日、メキシコとの国境警備強化に向け、最大400人の州兵の派遣準備に入ったと発表した。

連邦政府の予算が確保されたとしている。

当面の活動期間は9月末までで、4月中にも一部を同州内の国境地帯に派遣する。

一方、任務はメキシコからの「越境犯罪」対策としており、派遣は女性や子どもを一斉摘発したり暴力から逃れてきた人々を捕まえたりするためではないと強調した上で、州兵に対し、不法移民の取り締まりや新たな「国境の壁」 建設には関与するなとの指示を出した。

不法移民対策などをめぐって対立するトランプ大統領とブラウン知事との主張の違いが改めて鮮明となった。

トランプ氏は米国を目指してメキシコを縦断する移民の動きに国境警備強化の必要性を訴え、州兵の動員を指示。

テキサス州知事らが応じる中、ブラウン氏も11日に約400人の派遣を発表していた。

今回の派遣要請について、メキシコと国境を接しながらも、野党民主党が優勢なカリフォルニア州の対応が注目されていた。


(2018年5月1日号掲載)