ハワイ島噴火長期化か、数か月続く?

ハワイ島噴火長期化か、数か月続く?

噴煙と刺激臭、住民避難、終息見えず

2018年5月19日

ドーンという大きな爆発音の衝撃、上空約9キロまで上がる灰色の噴煙 —— 。

ハワイ諸島で最大の面積を持つハワイ島のキラウエア火山が、噴火開始から2週間となる5月17日、爆発的な噴火を起こした。

道路や山腹にできた複数の亀裂からは噴煙が絶え間なく噴き出し、強い刺激臭が辺りに立ちこめていた。

負傷者の情報はないが、溶岩が住居のある地域まで流れ込み、住民ら2,000人近くが避難した。

専門家の見解では数か月間は噴火や地震が起きる可能性があるとしており、長期化が懸念されている。

ロイター通信などによると、火山から約19キロの地点で、噴火による新たな地面の亀裂が確認された。

ハワイの火山観測所は「噴火活動は強まっており、2週間~数か月は続く」との見通しを示した。

ただ、地元観光関係者は「観光業への影響はほとんどない」としている。

キラウエア火山は世界最大級の活火山。

5月3日に噴火し、デービッド・イゲ州知事が非常事態を宣言。

周辺では4日にマグニチュード (M) 6.9の強い地震が起きたほか、有毒ガスも発生しており、当局が注意を呼び掛けている。


(2018年6月1日号掲載)