ゲーム機依存から脱却も

ゲーム機依存から脱却も

マイクロソフト、ライバルと一線

2018年6月14日

© Barone Firenze / shutterstock.com

ロサンゼルスで6月12日に開幕した世界最大級のゲーム見本市「E3」に合わせ、マイクロソフト (MS) がスマートフォンなどでもゲーム機並みの品質のゲームが楽しめるようにする戦略を明らかにした。

ライバルとは一線を画し、ゲーム機販売に依存したビジネスモデルからの脱却を図る狙いが透ける。

MSは新しいゲームの在り方を提示したい考えだが、新戦略の背景にはゲーム機販売の伸び悩みがありそうだ。

ゲーム情報サイトのVGチャーツによると、ゲーム機別の累計販売台数は2013年発売のソニー・インタラクティブエンタテインメントの「プレイステーション (PS) 4」が約7950万台。

同年発売のMSの「XboxOne (エックスボックスワン)」は約3759万台にとどまる。

任天堂も「ニンテンドースイッチ」 (約1737万台) で追い上げている。

MSが新戦略として打ち出したのは「クラウドゲーミング」と呼ばれる仕組み。

サーバー上に置かれたゲームをインターネット経由で遊ぶ方式で、ゲーム機がなくても、スマホなどがあれば楽しめる。

MSはネットワーク上で情報を処理する「クラウドサービス」を企業などに提供しており、強みがある。


(2018年7月1日号掲載)