州分割の住民投票認めず

州分割の住民投票認めず

カリフォルニア州の最高裁

2018年7月20日

カリフォルニア州の最高裁は7月18日、11月6日の中間選挙に合わせて計画されていた、同州を3分割する提案をめぐる住民投票について「妥当性に重大な疑義」が生じたとして、州側に中止を命じた。

米メディアによると、州側は中止すると明らかにした。

カリフォルニア州では過去にも州分割が議論されてきた。

州最高裁は今後、分割の合憲性についても審議を続けるとしているが、違憲判断が示される可能性が高く、州分割実現はさらに困難になったといえそうだ。

今回の分割案は、州の小規模化で意思決定を迅速化し、インフラ整備や教育制度の充実を図るのが狙い。

同州のシリコンバレーの男性投資家が提案し、有権者40万人以上の署名提出を受け、州側が6月、住民投票の実施条件を満たしたと確認した。

これに対し、市民団体が7月、州政府の構造に大きな変化を与える問題で、住民投票前に州議会の審議を経るなど慎重さが必要だとし、州最高裁に中止を申し立てていた。

カリフォルニア州は日本より大きく、面積は約423,900平方キロで全米3位。

州人口は全米最多の約3,950万人。


(2018年8月1日号掲載)