猫の数を把握せよ

猫の数を把握せよ

首都ワシントンで動物愛護団体

2018年8月7日

米動物愛護団体や科学者らのチームが米首都ワシントンに住む猫の全数を把握するプロジェクト「DCキャットカウント」を始めた。

最大50台の監視カメラと飼い主のアンケートを通じ、猫の動態を把握する。

野良猫が増えすぎないよう管理し、動物福祉に役立てるのが目的だ。

猫は「かわいい」「ネズミ退治をしてくれる」などの好ましい面もあるが、「鳥や希少な動物を襲う」「フンが汚い」といった問題もある。

野良猫の数をうまく調整する必要があるが、殺処分には批判が根強い。

捕獲して不妊手術を施しても、どの程度の効果があったのかは明確ではない。

地域で生活する猫の全体像を知る必要があるとの結論に至った。

プロジェクトには寄付で集めた資金150万ドル (約1億6千万円) を投じる。

広報担当者は「どの都市でも対応が求められる問題。世界のお手本となるような調査にしたい」と話す。

ワシントンで暮らす猫は大きく分けて飼い猫、野良猫、保護施設を出たり入ったりを繰り返す野良猫の3種類がいるという。

3グループが複雑に入り乱れてコミュニティーを形成している。


(2018年8月16日号掲載)