最も遠くで天体見つける

 

最も遠くで天体見つける

米チーム、すばる望遠鏡で

2018年12月18日


太陽から約180 億キロも離れた太陽系の端の宇宙空間 で、直径500 キロほどの大きな天体を見つけたと米カー ネギー研究所などのチームが12 月18 日までに発表した。

太陽から地球の距離 ( 約1 億5 千万キロ) の 120 倍も離れており、1,000 年以上かけて太陽を一周して いるとみられる。

チームは「詳しい軌道が分かる のに数年はかかる」としている。

太陽を周回する天体の中には、太陽から地球の距離の数百 倍から数千倍に達するものもあるが、いずれも楕円軌道を持ち、100 倍以内に近づいたタイミングで発見されている。

これだけ離れた場所で見つかったのは初めてだと いう。

チームは11月にハワイ島の国立天文台すばる望遠鏡などの観測で見つけた。

スラングで「かっこいい」の意味がある「ファーアウト ( はるかに遠い)」という愛称を付 けた。

球形に近く、氷に覆われている可能性が あり、ピンク色に見えるという。

* 写真はすばる望遠鏡が納められている国立天文台ハワイ 観測所


(2019年1月1日号掲載)