IWC脱退「危険で愚かな動き」

 

IWC脱退「危険で愚かな動き」

NYタイムズ紙、日本政府を批

2019年1月3日

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ニューヨーク・タイムズ紙 (電子版) は1月1日までに、日本政府による国際捕鯨委員会 (International Whaling Commission=IWC) への脱退通告は「多国間主義的な環境対策を支持してきた日本のような先進国にとっては、特に危険で愚かな動きだ」と論評した。

同紙は、数々の国際協定や合意から離脱するトランプ大統領の姿勢は国際秩序に計り知れない打撃を与えており、「日本が真似 (まね) るべきではない」と批判。

その上で、IWC脱退は「石炭産業を保護するトランプ氏と同様、国家主義的な政治家による策略以外の何物でもない」と指摘した。

また、鯨肉は既に多くの日本人の食卓から離れ、捕鯨の支持者も国民の4分の1程度にすぎないと分析。

国家主義的な政治家らも、捕鯨産業が昔年の繁栄を取り戻すことがないことは分かっていると強調した。


(2019年1月16日号掲載)