操縦士、霧で針路混乱か

 

操縦士、霧で針路混乱か

ブライアント氏ヘリ事故

2020年1月30日

© Sakorn Nakkaew / shutterstock.com
プロバスケットボールNBAレーカーズで活躍したコービー・ブライアント氏 (41) が死亡したヘリコプター事故で、ロサンゼルス郡の当局は1月28日、搭乗していた9人の遺体を収容し、ブライアント氏を含む4人の身元確認を終えたと発表した。

専門家からは操縦士が霧で方向感覚を失い事故につながった可能性があるとの見方が出ている。

AP通信などによると、ヘリは雲を抜けようと高度約700メートルまで上昇した後、約360メートル急降下して山に墜落したとみられている。

衝突の危険を知らせる警報装置は装備していなかった。

運輸安全委員会 (NTSB) は事故原因についてあらゆる可能性を調べているが、このヘリに以前乗っていた元操縦士は地元紙に、悪天候が事故につながった可能性が高いと証言。警察のヘリは当時、濃霧のため運航を見合わせていたという。

米メディアによると、ブライアント氏らを乗せたヘリは26日午前9時すぎにロサンゼルス郊外の空港を出発、同10時ごろ約100キロ離れたロサンゼルス市西部の山に墜落した。

13歳の娘ジアナさんのバスケットボールの試合に向かう途中で、ジアナさんも亡くなった。


(2020年2月16日号掲載)