ダルビッシュ79日ぶり勝ち星 大谷との初対決は実現せず

2021年9月8日

パドレスのダルビッシュ有投手は9月8日、ペトコパークでのエンゼルス戦 (インターリーグ戦) に先発登板し、6回を3安打1失点、7三振、1四球で、6月21日以来79日ぶりの8勝目 (9敗) を挙げ、メジャー通算79勝とした。

自身の連敗は7で止め、試合は8-5でワイルドカードを狙うチームに勝利をもたらした。

本塁打数でメジャートップのエンゼルスの大谷翔平選手は出場せずダルビッシュ投手との初対戦は実現しなかった

プロ野球日本ハムで同じ背番号11を背負った後輩の大谷選手の前で、ダルビッシュ投手が輝きを取り戻した。

約2か月半ぶりの白星を挙げ「すごい苦しんでいたけれど、いざ勝ったらそんな (大きな感慨) でもないかな」とクールに喜んだ。
 

前日の試合前、カブス時代の恩師で現エンゼルスのマドン監督と話し、ヒントを得た。

あなたはフィーリングの人だからフィーリングの通りに投げればいい

助言に従い、初めて投げたい球を単純に選び感性に委ねて体を動かした。
 

立ち上がりは3者連続見逃し三振。2回1死一、三塁では浅い右飛で生還を狙った走者をタティス Jr. 右翼手が刺して併殺に仕留めた。

直後に8点の援護を受け、危なげなく試合をつくった。
 

指名打者制のない試合で先発を外れた大谷選手は、代打で「100%来ると思っていた」という。

だが、ダルビッシュ投手との初対戦はお預けとなり「(あの期待感は) 何だったんだろうと」と拍子抜けした様子。

ダルビッシュ投手も「対戦を頭の中でイメージして、全部真っ直ぐで行く準備をしていただけに、すごく残念」と苦笑いしていた。
 

プレーオフ進出争いが大詰めのチームにとって、頼もしいエースの復活。

ダルビッシュ投手は「先のことは分からない。今日に関してはすごく気分良く投げられた」と浮かれずに話していた。


Picture:© MLB / San Diego Padres


(2021年9月16号掲載)