世界のコロナ死者500万人超、増加傾向再び 5~11歳もワクチン開始、SDの接種率82.4%


2021年11月5日

ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルス感染症による死者が11月1日、世界全体で500万人を超えた

1週間当たりの死者数は約2か月間にわたって減少が続いてきたが、世界保健機関 (WHO) の10月24日付集計では増加に転じ、5万人近くに上っている。

感染者数も同様の傾向にあり、WHOは警戒を呼びかけている。

昨年も10月ごろから死者が急増し、今年1月には1週間当たり10万人に迫る過去最多水準となった。

世界の累計死者は昨年9月下旬に初めて100万人を超えた。

その後、100万人増にかかった日数は108日、92日、82日とペースが加速する一途だったが、今回は116日と鈍化。

ワクチンの普及が進み、重症化が抑えられるようになってきたことが大きい。


感染拡大を放置するとワクチンの効果が弱まる変異株が出現する可能性も高まるため、WHOは予防策継続の必要性を強調。

ワクチンだけに頼らず、手指消毒の徹底や3密 (密閉、密集、密接) 状態の回避、混み合う場所でのマスク着用などを訴えている。


米疾病対策センター (CDC) は11月2日、5~11歳の子供に対するファイザー製新型コロナワクチンの接種を推奨すると発表。

3日には一部で接種が始まった

対象は約2,800万人

各州へのワクチン配布が既に進んでおり、11月第2週より本格化する。

子供の接種は大規模会場ではなく、小児科医院や薬局、学校などを中心に実施される。

米国では9月後半から新規感染者が減少しているが、冬を前に接種を進め、感染の再拡大や集団感染による休校など教育現場の混乱を防ぐ考えだ。

用量は既に対象となっている12歳以上の3分の1

3週間の間隔をあけて2回接種する。

治験では5~11歳の子供の発症を90.7%抑えられるという結果が得られた。

接種翌日にかけて腕の痛みや疲労感、頭痛などが起こったが早期に消え、安全性に問題はないとした。

FDAの外部有識者委員会でも、接種の利益は副反応のリスクを上回ると評価された。


バイデン政権は、空路で入国する外国人に11月8日から義務付けられた新型コロナウイルスワクチンの接種完了について、18歳未満は免除すると発表。

ワクチンが普及していない接種率10%未満の国からも観光目的以外の入国なら免除する。

18歳未満を接種対象としていない国があることなどを考慮した措置。

ワクチンの含有成分にアレルギーがある人も免除される。

ワクチン接種完了者は渡航前3日以内の検査で陰性証明を出す必要があるが、未接種者は渡航前日の検査が必要。

18歳未満が接種済みの成人と渡航する場合、検査は3日以内で構わないとしている。

陸路の入国に関しては今後の発表を待つことになる。


サンディエゴ郡保健福祉課は11月5日、Covid-19の新規感染者650人と、4人のウイルス関連死亡者を報告した。

パンデミックが始まって以来、SD郡の累積患者数は373,831人、死亡者数は4,250人となった。

郡内の死亡率 (1.1%)、ICU搬送率 (0.5%)、入院率 (4.9%) ともに10月1日以来変動なし。

ワクチン接種の高率維持が重症化を抑制している。

1回以上接種した郡民は255万人近くになり、12歳以上の住民の82.4%に当たる。

郡当局の11月4日のデータによると、新規検査件数は計26,329件で、過去1週間の新規陽性率は3.2%だった。


SD郡内のワクチン接種場所と受付時間は こちら

またはホットライン ☎︎ 833-422-4255 へ。


(2021年11月16日号掲載)