開幕へ万全、ダルビッシュ投手 変化球にまた新たな武器

2021年3月20日

数々の変化球を操るパドレスのダルビッシュ有投手に新たな武器が加わった。

これまで球速が思うように落ちず、悩みの種だったチェンジアップ

「緩いチェンジアップで空振り三振を取るというのが僕の一番の夢というか、ずっとそうだった」と振り返り、3月14日のレッズ戦で3イニングの投球の立ち上がりに、その願いをかなえた。
 

3番打者ムスタカスとの対戦。

初球にこの日最速の96マイル (約154キロ) を投げ、次も90マイル台で追い込む。

そして3球目、81マイル (約130キロ) にバットが空を切った。
 

きっかけは、ソーシャルメディアで見かけたレンジャーズの有原航平投手の画像だった。

試しにその握りでボールを持ったところ「自分にぴったりはまった」。

キャッチボールやブルペンで投げるうちに「最初は抜けていたけれど、急に投げられるようになった」という。
 

これまで遅めの球はカーブやスライダーなど、左打者の内側に入ってくる球種ばかりだった。

それだけに本番でも使えれば「すごく大きな意味を持つんじゃないかな」と意義を語る。
 

開幕は4月1日

3月20日現在、“プレ公式戦” と呼ぶべきオープン戦では2試合計1安打/無失点と好投。

「ブルペンでもやることがあまりない」と課題が見当たらない。


(2021年4月1日号掲載)