Friday, 29 March 2024

SDトロリー、ラホヤ路線拡張プロジェクト

SDトロリー、ラホヤ路線拡張プロジェクト

環境審査クリア、2019年開通へ前進

2014年11月22日


trolly approvedMTS (Metropolitan Transit System) 運営によるSDトロリーのオールドタウン ~ラホヤ路線拡張計画が一歩前進した。

市の開発公社SD政府協会 (SANDAG) の理事会は11月21日、トロリー路線拡張計画による周辺地域に及ぼす環境変化の審議を終え、交通事情の悪化、騒音公害、景観阻害などの重大な問題は生じないとする報告書を全会一致で承認した。

この決定により、来年初頭にSANDAGから連邦公共交通局 (FTA) に詳細な計画書が送られる。

SANDAGの後押しで、計画書はFTAでも認可される確率が高く、想定通りに進めば、総工費20億ドル (約2430億円) のうち17億ドル (約2060億円) の補助金交付が確定し、拡張計画は現実味を帯びてくる。

SDトロリーはメキシコ国境まで延びるブルーライン、ダウンタウン~オールドタウン~サンティーに至るグリーンライン、ダウンタウン~ラメサ~エルカホンを結ぶオレンジラインの3路線があり、全長102.6マイル (約165キロ)/53駅を結ぶ。

オールドタウン~UTC間には9駅が新設される予定。

UCSDキャンパス内に2駅、ウェストフィールド・UTCモール内に1駅が設けられ、通学者と買物客の便宜が促進される。

2015年後半着工、2019年開通を目指している。




(2014年12月16日号掲載)