Thursday, 28 March 2024

LA、バルボアパークでも「私はシャルリ」

LA、バルボアパークでも「私はシャルリ」

フランス週刊紙銃撃事件の犠牲者を追悼

2015年1月12日


jesuis charlieフランス週刊紙銃撃などの一連のテロ事件で犠牲となった17人を追悼し、テロに屈しない決意を示そうとパリで1月11日、 130万~150万人が参加した大規模なデモ行進が行われた。

国や宗教の違いを超え、言論の自由など普遍的価値の下への結集をオランド大統領が呼びかけ、パリ市民とともに世界各国の約50人の首脳らが肩を並べた。

米国内では、ロサンゼルス郊外で1月11日に開かれた映画賞ゴールデン・グローブ賞の授賞式で、人気俳優ジョージ・クルーニーさんが、フランス週刊紙銃撃事件を受けたパリの大規模デモ行進に触れてスピーチを行い、デモ参加者らと連帯する姿勢を示した。

スピーチでは 「パリだけでなく、世界中で数百万人のキリスト教徒やユダヤ教徒、イスラム教徒らが行進した」と指摘。

「私たちは恐れない、との考えを支持するための行進だ」と強調した。

サンディエゴでも同日、小雨そぼ降るバルボアパークに一般市民125人が集まり、言論の自由擁護とテロの脅威に屈さぬ意思を唱えたプラカードを掲げてバルボアパーク内を行進した。

反テロへの結束を意味する世界的なスローガン「私はシャルリ」(“Je suis Charlie”) の英語とスペイン語のサインも見られた。


(2015年2月1日号掲載)