2016年オールスター戦はサンディエゴ
1992年以来3度目、ペトコ・パークは初
2015年1月16日
米大リーグ機構 (MLB) は1月15日、2016年のオールスター戦をパドレスの本拠地ペトコ・パークで開催すると発表した。
MLBコミッショナー、バド・セリグ氏がメジャー球団経営者会議の席上で明らかにしたもの。
SDでは1978年、1992年に次ぐ3度目の開催。
2004年に開場したペトコ・パークでは初めて。
これまでMLBオールスター戦は、偶数年はアメリカン・リーグに所属する球団の本拠地、奇数年はナショナル・リーグの球団ホームグラウンドで開催されるのが慣例となっていた。
今季はレッズの本拠地、シンシナティのグレートアメリカン・ボールパークで行われる。
同じリーグの球団本拠地でオールスター戦が2年続けて開催されるのは2006年のピッツバーグ (PNCパーク)、2007年のサンフランシスコ (AT&Tパーク) 以来8年ぶり。
来季の開催候補地はボルチモア・オリオールズ (ア・リーグ) のホーム球場、オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズが最右翼とみられていたが、同球団は地元ボルチモアと隣接するワシントン D. C. (ナ・リーグのナショナルズ本拠地) と絡むTV放映権問題を抱えるなどの不安定要素があった。
オールスター戦開催による地元への経済効果は8000万ドル (約94億円) に上るという。
(2015年2月1日号掲載)