Thursday, 18 April 2024

米夏季リーグ、サンディエゴに来年新設

米夏季リーグ、サンディエゴに来年新設

学生野球中心、顧問に元中日の谷沢健一氏

2015年10月4日


baseball-league来年に学生野球を中心とした夏季リーグがサンディエゴに新設され、プロ野球元中日で通算2,062安打の谷沢健一氏が最高顧問に就任することが決まった。

リーグの運営会社が10月3日に発表した。

夏季リーグには大リーグ、ナショナルズの育成チームなど8チームが参加する予定。

米国では学生野球がオフとなる夏に同様のリーグが各地で開催され、選手の育成や発掘につながっている。

谷沢氏は運営会社を通じ「日米のプロ球団や社会人チームにとって、有望な人材発掘の場となるようなリーグにしたい」とコメントした。

谷沢氏は習志野高校から早稲田大学へ進み、1969年ドラフトで中日ドラゴンズから1位指名を受けて入団。

外野手として活躍し、1970年にセ・リーグ新人王、1976年、1980年に首位打者のタイトルを獲得。

現役選手引退後は野球解説者、西武ライオンズ打撃コーチ、スポーツ評論家を務めた。

1998年に早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に入学し、国際的な視野からのプロ球団経営論をテーマに修士号を取得。

現在は早稲田大学客員教授。


(2015年10月16日号掲載)