ジカ熱、地域感染から飛び火する形も

ジカ熱、地域感染から飛び火する形も

SDのサウスパーク地区で蚊を徹底駆除

2016年8月20日


米国で初めてジカ熱の感染者が確認されたフロリダ州で、同州の保健当局は8月19日、新たにマイアミビーチで5人が蚊に刺されて感染したとみられると発表した。

マイアミ周辺はこれまで米本土で唯一、蚊による地域感染が確認されているが、やや離れたリゾート地に飛び火した形だ。

マイアミ周辺の感染はウィンウッド地区を含む限られた範囲で起きていた。

マイアミビーチはビスケーン湾を挟んで東に約6.5キロ離れた半島に位置しており、ウィンウッド地区とは橋で往来できる。

フロリダ州保健当局によると、蚊によるとみられる感染者は最初に確認された7月から合計で36人に上った。

アラスカ・ハワイ両州を含めた米本土の感染者は7月末時点の統計で1,658人。

性交渉などでの感染例を除き、ほとんどは流行地域への渡航の際に感染したとみられる。

CA州の感染者は8月19日現在で170人を数える。

SD地区では、バルボアパークから東へ3ブロックのサウスパーク地区で蚊を媒介とする病状を呈する患者が確認された。

この患者の居住地近辺でジカウイルスを持つ可能性のあるネッタイシマカ (ヤブカ属) の幼生が見つかり、SD郡当局は8月19日に噴霧式殺虫剤による徹底駆除を行った。


(2016年9月1日号掲載)