Instacart、SD市内カバーエリア拡大
グローサリーストアの買物代行&配送
2016年10月15日
スマホアプリを通してグローサリーストアでの買物と1時間以内に配送をしてくれる、ネットスーパービジネスの新会社インスタカート (Instacart) が急成長している。
年間総収入高は1億ドル (約103億円) を超えた。
インスタカートは2億2000万ドル (約230億円) の投資ファンドにより、2012年にサンフランシスコを拠点に創業した買物代行サービス社。
サンフランシスコのほか、NY、LA、シカゴなどの主要都市でオンラインによる食品購入後のデリバリーサービスを展開している。
SDでは今年7月末よりダウンタウンと周辺地区を対象に、40万人の需要を見込んでサービスを開始し、駐車スペースに限界のある地域の利用者が増加。
9月にはポイントロマ、オーシャンビーチ、トーリーパインズまでカバーエリアを拡大し、対象住民もこれまでの2倍となる80万人となった。
インスタカートは Ralph’s、Costco、Trader Joe’s、Safeway など有力チェーン店と提携。
スーパーマーケット側も配達員を雇用する必要がなく、コスト抑制とサービス向上の両面から歓迎している。
年間150ドル、あるいは買物量に応じて1回6〜8ドルを支払えばサービスを受けられる。
(2016年10月16日号掲載)