Thursday, 28 March 2024

チャージャーズSD残留に破格のオファー

チャージャーズSD残留に破格のオファー

クアルコム・スタジアム年間$1でリース

2016年12月13日


11月にに実施された住民投票で、チャージャーズの新スタジアムをダウンタウンに建設する是非を問う「地方提案C」が否決された。

これにより、チームがSD残留の第1条件としていたダウンタウン・スタジアム建設は白紙に戻り、チームとSD市は再交渉のテーブルに着くことになるが、チャージャーズは1月15日までにSD残留、あるいはLA移転の決断を迫られる。

ダウンタウン・スタジアム建設が事実上不可能になり、市側は市議会議員4人の共同提案という形で、チャージャーズの現在のホームグラウンド、クアルコム・スタジアムのリース契約を 「今後99年にわたり年間1ドル」という破格の条件を提示した。

チャージャーズのSD残留に向けて、再交渉の端緒を開こうとする市側の大胆なオファーだが、チャージャーズのオーナー、ディーン・スパノス氏は一昨年、クアルコム・スタジアムの所在地ミッションバレーの新築/増築案を拒否し、飽くまでダウンタウンの新スタジアム建設に固執する姿勢を見せた。

チームがSDを離れる決断をした場合、昨年セントルイスからLAに拠点を移したラムズとスタジアム (LA・メモリアル・コロシアム) を共有することになる。

2019年からはLA南郊イングルウッドに完成予定の新スタジアムに両チームが移る。


(2017年1月1日号掲載)