邦人女性と友人男性を家主が射殺
スプリングバレー殺人事件、容疑者自殺
2017年1月24日
サンディエゴの東郊、スプリングバレーのアパートで日本人女性 (34) と友人の男性 (23) が射殺されていたことが1月23日までに分かった。
警察は女性の家主の男 (55) の犯行とみている。
地元メディアなどが報じた。
男も犯行後に自らを撃ち、病院搬送後に死亡した。
在ロサンゼルス日本総領事館も同所で30代の日本人女性が殺害されたことは把握しているが、個人情報は公表しないとしている。
地元メディアによると女性はトモミ・タカハシ・デメトルックさんで、1月13日、友人の男性ジャマル・リチャードソンさんと共に複数箇所を撃たれて死亡した。
地元メディアの報道によると、タカハシさんと思われる女性から「ナイフを持った人物がアパートにいる」との911通報があり、続いて、近くの住民から「数発の銃声が聞こえた」との通報が警察に入った。
警察官が現場に駆けつけると、重傷を負った家主が倒れており、タカハシさんと友人の男性は死亡していた。
犯行に使われたと思われる拳銃と散弾銃がアパート内で見つかっている。
ナイフの存在も確認されたが、2人の被害者と容疑者に刃物の傷痕はなかった。
家主の男はテレンス・アンドラーダ容疑者でタカハシさんのルームメートでもあった。
(2017年2月16日号掲載)