スマホアプリで駐車スペース確保
SD市内にセンサー装着の街灯整備
2017年3月17日
サンディエゴのダウンタウンを訪れるドライバーには朗報。
サンディエゴ市はゼネラル・エレクトリック (GE) と提携し、7月よりセンサー装着のストリートライト約14,000本を既存の街灯と差し替える計画を発表した。
自動車運転者はスマホアプリを通して、近くにある空きのパーキングスペースを見つけることができる。
駐車スペース検索に加えて、事故や渋滞などの道路環境を伝えるセンサー3,200個を街灯に備える予定で、歩行者やサイクリスト (自転車利用者) 向けにリアルタイムの交通安全データも提供するという。
これらの情報サービスはダウンタウンのイーストビレッジから試験的に開始される。
同プログラムにより、サンディエゴ市にも絶大な省エネ効果が見込まれ、年間で約240万ドル (約2億7000万円) の経費節減が試算されている。
ダウンタウンのパーキング確保に苦労しているドライバーへの一助となるほか、前述の「スマート・スポットライト」実用化と併せて、サンディエゴが目指す「環境都市モデル」への歩みを進めている。
(2017年4月1日号掲載)