トランスジェンダーが苦情申し立て

トランスジェンダーが苦情申し立て

性的少数者のトイレ使用、ソラナビーチで

2017年4月1日

3月23日にソラナビーチのナイトクラブでライブ演奏を楽しんでいた観客が、会場内の女性用トイレから出てきたところを係員に呼び止められ、男性用トイレを使用するように注意を受けた。

呼び止められた観客は運転免許証上の性別では男性だったが、心と体の性が異なるトランスジェンダーだった。

この観客はインペリアルビーチ在住の46歳。

「公衆の面前で侮辱を受けた」として、カリフォルニア州政府の雇用機会均等及び住宅局 (DFEH) に苦情を申し立てた。

カリフォルニア州では、個人が主張する性別や、人種、身体障害、出自、年齢、結婚歴、性的嗜好などを理由とした差別行為を禁止する「アンルー市民権法」 が施行されている。

DFEHはこの反差別法への違反を監視し、法律遵守 (じゅんしゅ) の徹底化を図る機関。

ソラナビーチの一件について、DFEH局長は「出生時と同じ性別や、運転免許証上の性別によるトイレ使用義務の強制は法律違反」と語った。

ナイトクラブ側は「公共安全を保持する警備として正当な措置」と表明したが、DFEHは施設内にユニセックス用 (トランスジェンダー用) 公共トイレを付設することが最善の措置と提言している。


(2017年4月16日号掲載)