鎌倉の内田一音さん2連覇
SD の障害者サーフィン世界選手権
2018年12月18日
サンディエゴで12 月16 日まで開かれた障害者サーフィン 世界選手権で、内田一音さん(46) =神奈川県鎌倉市= が、サーフボードに立つことができるクラスの女性部門で 優勝、昨年に続き2連覇を果たした。
主催の国際サーフィン協会は将来のパラリンピック競技採用を目指し ている。
内田さんは16 日、ビーチで行われた授賞式でメダルを首に掛けられると、まとっていた日の丸の旗を大きく掲げて歓声に応えた。
式典後、取材に「授賞式で『君が代』 を流すことができてよかった」と喜びを語った。
左股関節に障害がある内田さんは子どもの頃からサーフィ ンに興味を持ち、水泳のコーチなどをしながら競技を続け てきた。
障害者サーフィン普及にも力を入れ、 将来は鎌倉市のビーチを障害者も利用しやすくするのが夢 だという。
障害の程度などで部門別に競う世界選手権は2015年に 始まり今年が4回目。
今年の大会には、24か国から日本勢8人を含む過去最多の計120 選手が参加した。
*写真はイメージ
(2019年1月1日号掲載)