全盲セーラーが知事を表敬訪問
太平洋横断、SD在住の岩本さん
2019年7月20日
小型ヨットで太平洋横断に成功した熊本県天草市出身の全盲セーラー岩本光弘さん (52) =サンディエゴ在住 = が7月26日、熊本県の蒲島郁夫知事を表敬訪問した。
岩本さんは高校生のころ視力を失った。
今年2月24日、サンディエゴを全長約12メートルの「ドリームウィーバー号」で出港。
健常者の米国人男性とペアで無寄港の航行を続け、1万キロ以上の航海を経て4月20日、福島県いわき市の小名浜港に到着した。
日本視覚障害者セーリング協会によると、目の見えない人が、目の見える人と組んでヨットを操る「ブラインドセーリング」 での無寄港太平洋横断は世界初という。
(2019年8月16日号掲載)