CA州の第1回ワクチン接種者、約345万人 SD郡の新規感染者、2か月ぶり1,000人以下

2021年2月4日

世界で新型コロナウイルスの感染者が1億460万人を超え、死者が230万人に向かう中 (ジョンズ・ホプキンス大2月3日統計)、英国、南アフリカ、ブラジルでそれぞれ拡大し、強い感染力が指摘される新型コロナウイルスの3つの変異型が少なくとも世界77か国・地域に広がったことが英大学などの調査で分かった。

現行ワクチンの効果には不明な部分もあり、接種が進んでも死者や重症者の増加を防げない恐れが残る。

各国は変異型に対応した新ワクチン開発の準備を急いでいる。
 


1月30日現在、死亡率が従来より高いとの見方がある英国型は約70か国・地域に広がり、ワクチンが効きにくいともされる南ア型は約30か国・地域、再感染の恐れが強いとされるブラジル型は8か国・地域で確認された。
 

いずれも、ウイルスが人間に感染する際に重要な働きをする「スパイクタンパク質」が変異して感染力が上がったとみられ、南ア型の感染力は従来型の1.5倍、英国型は最大1.7倍と言われる。

ブラジル型は再感染例が既に報告されている。

最近では同国北西部アマゾナス州の感染者約9割が変異ウイルスによるとみられる。
 

現行のワクチンは英国型には有効とされるが、南アやブラジル型への効果は確認されていない。

ワクチン製造企業からは、念のため改良を準備すべきだとの声が強まり、英製薬大手アストラゼネカは南ア型向けに改良に着手したと表明している。
 


2,700万人に迫る感染者数と約45万人の死者数が世界最多の米国でも3つ全ての変異型が確認された。

英国型は今年3月までに主流になり、感染再拡大を招く恐れがあるとして警戒している。

メリーランド州では1月30日、南アフリカで見つかった変異型の新型コロナウイルス感染者がボルティモア都市圏で見つかった。

世界的に接種が進んでも、ワクチンが効かない恐れのある変異型の感染拡大により、世界の感染者1億人超の事態収拾には時間がかかりそうだ。


カリフォルニア州公衆衛生局が2月4日に発表した統計では州内の感染者は約330万人、死亡者は4万2,000人を超えた。

同州内の初回ワクチン接種者は2月1日現在、他州をしのぐ最多の約345万人を数えたが、接種率は7.2%にとどまっている。

第1回接種で使用されたワクチンは60.9%に上っており、明らかに供給不足の様相を呈している。


サンディエゴ郡保健福祉課の2月3日統計によると、郡内の累計感染者数は24万人を突破し (241,018人)、累計死亡者数も2,683人に達した。

朗報としては、昨年11月30日以来約2か月ぶりに、1日の新規感染者数が2日連続で1,000人を下回った (2/2=926人、2/3=968人)。

さらに、直近14日間の陽性率も8.5% → 8%と減少 (2/1)。

1月13日時点の13%と比較すると改善の兆しも見える。

2月3日現在、サンディエゴ郡内での大型ワクチン会場 (スーパーステーション) はペトコパークチュラビスタラメササンマルコスの4か所に設置されており、UCSDキャンパスデルマーフェアグラウンド (スクリップス・ヘルス) の2か所も追加される見通しだ。

現在、サンディエゴ郡内に居住する65歳以上の一般住民もワクチン接種を受けることができる。

*ロケーション確認と事前予約は vaccinationsuperstationsd.com

バイデン大統領は2月2日、新型コロナウイルスのワクチン接種を11日から一般薬局スーパーマーケットでも開始すると発表した。


(2021年2月16日号掲載)