YouTube 本社で銃撃事件、3人負傷
自殺した容疑者はサンディエゴ在住の女
2018年4月5日
サンフランシスコの南郊サンブルーノにある世界最大の動画投稿サイト「ユーチューブ」の本社で4月3日、銃撃事件があり、地元警察によると、少なくとも男女3人が負傷した。
うち男性1人が重体。
容疑者はサンディエゴに住む30代の女ナジム・アグダム。
発砲現場で死亡しており、自殺とみられる。
米メディアによると、捜査当局はテロではなく、人間関係のトラブルが原因とみている。
交際相手を狙ったとの見方や、自分が投稿した動画へのユーチューブの対応に不満を持っていたとの見方もあり、動機に関する情報は錯綜している。
ユーチューブには容疑者本人らしき女性が開設したチャンネルで、英語、ペルシャ語、トルコ語、英語によるビデオが投稿されていた。
女性は自らを動物愛護活動家と呼んでいた。
警察によると、通報があったのは3日午後0時45分ごろ。
負傷者はオフィスが入る建物の入り口などで撃たれた。
米メディアによると、女は中庭からオフィスなどが入る建物に近づきながら拳銃を発砲したという。
警察は建物から従業員らを避難させ、周囲の道路を封鎖した。
(2018年4月16日号掲載)