SD統一学区、ワクチン接種義務 教職員と16歳以上の生徒対象

2021年9月30日

サンディエゴ統一学区の理事会は9月28日、16歳以上の生徒と教職員を対象とする新型コロナワクチン予防接種の義務化を全会一致で議決した。

ワクチン接種義務を理事会が宣言した28日、SD統一学区の本部前では義務化計画に抗議する数百人の集会が行われた。

また、ニューサムCA州知事が10月1日、州内の全学校にワクチン接種を義務付ける予定を発表したが、来年中に実施するとしながら具体的な時期は示さなかった。

知事の通達より前に、同学区の理事会が年内の義務化を決定したことも教職員組合からの反発を招いたようだ。

同学区の16歳以上の生徒は12月20日までにワクチン接種を完了することが登校の条件となった。

理事会の方針では、これに従わない生徒は対面の授業形式ではなく、自習を基盤とする遠隔学習 (リモート学習) を行うことになる。

16歳未満の生徒はコロナウイルスの検査を定期的に行うことが求められている。

SD統一学区の発表によると、例外として「医療上の免除」は受けられるが、個人的な信念による接種回避は認められない。

ホームレス、障害者、軍人家庭、里親など、特定の状況下では対面式学習に「条件付きで登録」することが可能だとしている。

この義務化により、12月20日を期限に完全な予防接種を済ませることが同学区での雇用条件にもなる。

接種を完了していない教職員は解雇などの懲戒処分を受けることになる。

9月28日現在、サンディエゴ統一学区の12歳以上の生徒は約65%が少なくとも1回のワクチンを接種し、57%が完了している。

また、同学区教職員の約81%が少なくとも1回接種しており、76%が完了しているという。


(2021年10月16日号掲載)