トイザラス180店閉鎖、2月以降
SD郡内3店舗、経営再建に向け
2018年1月26日
© Stig Alenas |
ロイター通信は1月24日、昨年経営破綻した玩具販売大手トイザラスが米国の店舗の5分の1に当たる約180店を閉鎖すると報じた。
対象店は2月上旬から4月中旬までに順次閉める。
トイザラスは経営再建に向け、オンライン販売を強化する一方で、玩具と育児用品の両方を扱う店舗への改装も進める。
トイザラスは昨年9月、インターネット通販大手アマゾン・コムなどとの競争激化を背景に、業績不振で資金繰りが悪化し、約50億ドル (約5,500億円) の負債を抱えて連邦破産法11条 (日本の民事再生法に相当) の適用を申請した。
トイザラスは姉妹店のベビーザラスを含めると、全米で約900店舗を運営している。
閉鎖決定の店の中には、以下のサンディエゴ郡内の3店舗も含まれている。
◆モリーナ店 (1240 W. Morena Blvd., S.D.)
◆ミラメサ店 (8181 Mira Mesa Blvd., S.D.)
◆ビスタ店 (1990 University Dr., Vista)
今後1~2年の間に、全米の閉鎖店舗が追加される可能性もあるという。
(2018年2月16日号掲載)