Friday, 19 April 2024

州内道路の事故死亡率ランキング SD市北部 I-15、危険度12位

2021年11月1日

コンテンツ・マーケティング・サイト MoneyGeek.com は、米国道路交通安全局 (NHTSA) の最新のデータに基づいて、2017年から2019年にかけてカリフォルニア州で発生した10,370件の死亡交通事故を追跡調査し、5マイルごとに分析した致死率の高い道路のランキングを10月半ばに発表した。


調査の結果、サンディエゴ郡内3か所のフリーウェイ区間が高い死亡率を示していることが分かった。

サンディエゴ市内の州間高速道路15号線 (I-15) のミラマーウェイスクリップスパウエイパークウェイ5マイル区間が最も死亡率が高く、州内第12位。

I-5サンイシドロブルバード~チュラビスタのマリーナパークウェイが17位。

ナショナルシティのハーバードライブホーソンストリート / SD国際空港出口までの I-5 が18位だった。


カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール (CHP) は、フリーウェイでの事故のほとんどがスピード違反無謀運転 (reckless driving) が原因と断言している。

特に、チュラビスタやSD市ミラマー地区のフリーウェイは、道幅が広く、直線ルートも長いことから、思わずドライバーが加速してしまい、致命的な事故につながる可能性が高くなる。

さらに、交通事故のもう一つの要因にアルコール摂取を挙げている。

スピード違反は死亡事故の28%に関与し、飲酒運転は27%に影響したと報告している。


また、NHTSAの調査によると、2020年には全米の車両総走行距離が13%減少したにもかかわらず、事故死者数が上昇。

交通量が減少し、無意識に速度を上げるドライバーが増加したなら、Covid-19パンデミックが事態を悪化させたことになる。


(2021年11月16日号掲載)