2022年4月1日
地元メディアの報道によると、3月31日朝、米沿岸警備隊が太平洋上を航行中の船舶から15,000ポンド (約6,800キロ) を超える違法薬物を押収し、サンディエゴ湾で荷揚げされた。
米沿岸警備隊によると、大型艦戴船 (カッター) の「キンボール」「レガーレ」「スペンサー」とカナダ海軍の沿岸防衛船「HMCSイエローナイフ」の協力で、11,000ポンド (約5,000キロ) のコカインと4,000ポンド (約1,800キロ) 以上のマリファナが密輸船から回収された。
違法薬物はサンディエゴ海軍基地近くの10th Avenue 海上ターミナルに投棄されている。
密輸麻薬の末端価格は2億2300万ドル (約277億円) に上るという。
米沿岸警備隊・太平洋地域管轄のマイケル・マカリスター副司令官は、埠頭での記者会見で「違法薬物の流通は犯罪であり、健康、安全、生産性に甚大な影響を及ぼし、毎年2000億ドル (約25兆円) 近くの経済損失を米国にもたらしている」と述べた。
キンボール号司令官トーマス・ダーシー大佐は、今回の麻薬押収で15人が拘束されたことを明らかにした。
*写真はイメージ
(2022年4月16日号掲載)