豪企業、米政府と巨額契約 コロナの家庭向け抗原検査

2021年2月3日

オーストラリア東部ブリスベンにあるバイオテクノロジー企業「エルーム」は2月2日までに、新型コロナウイルスの家庭向け抗原検査キット850万個の供給で、米国政府と3億豪ドル (約240億円) の契約を結んだと発表した。

エルームは生産体制を増強し、米国での検査数増加に対応する。
 

同社のキットは米食品医薬品局 (FDA) が初めて認可した処方箋 (せん) 不要の自己検査用。

鼻腔内から綿棒で検体を採取し、スマートフォンのアプリを使って15分ほどで結果が分かる。

2歳から検査が可能で、症状があってもなくても、95%以上の精度で感染の有無を確認できるという。
 

地元メディアによると、同社は10年以上前からインフルエンザの検査キットの開発に取り組んでいたが、それまでの技術を応用してコロナの検査キットを開発した。


地元オーストラリアでは未承認だが、同社のパーソンズ最高経営責任者 (CEO) は「オーストラリアで必要とされる検査の種類は今のところ米国とは異なる」ためとの見解を示している。

*写真はイメージ


(2021年2月16日号掲載)