ロサンゼルス、世界最短の鉄道再開

ロサンゼルス、世界最短の鉄道再開

“La La Land” で人気のケーブルカー

2017年9月2日

ロサンゼルスで1901年に誕生し、2013年から止まっていた「世界最短の鉄道」と呼ばれるケーブルカー「エンジェルス・フライト」が9月2日までに運行を再開した。

エンジェルス・フライトは在ロサンゼルス日本国領事館の近くにある。

2001年にアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定され、木製の2つの車両はそれぞれ「サイナイ」と「オリバー」の愛称でロサンゼルス市民に親しまれてきた。

人気ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』の1シーンで使われて脚光を浴びたこともあり、多くの観光客の間でも話題になっている。

ロサンゼルス・ダウンタウンの中心部で住宅や高層ビルが並ぶ小高い丘までの約91メートルを結び、料金は1ドル (約110円)。

乗っている時間もあっという間だが、ケイナ・スネルさん (19) は「映画で見た通りだ」とうれしそう。

他の利用客も「街の歴史の一部。

再開を待ちわびていた」 と話す。

エンジェルス・フライトは1969年に一旦廃止となり、1996年に場所を移して再開。

脱線事故などで運行を中止していたが、当局は安全性が確認されたとしている。

LAを舞台とする数々の推理小説でも登場し、運行再開を求める声が高かった。


(2017年9月16日号掲載)