仮定法過去 (2020.4.16)

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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wishを使った仮定法過去

「~ならいいのになあ」という現在の実現不可能な願望を表す「wish」 を使った仮定法過去の公式は次の通りです。

主語+wish+(that)+主語+動詞の過去形(be 動詞はwereを使う)〜.

大事なことは、that 節の動詞は過去形を使っていますが、その内容が、

現在の事実に反する願望であるということです。

 

例えば、次の文では、自分が今あまり背が高くないというのが現在の事実であり、その事実に反した願望を表しています。

 I wish (that) I were taller. (もっと背が高ければいいのになあ。)

 

次の文では、自分が今十分なお金を持っていないことがわかります。

 I wish I had more money.  (もっとお金があればいいのになあ。)

 

では、練習しましょう。 次の文を英語に訳して下さい。

 

問題:

1. 私が男ならいいのになあ。

2. もっと英語が流暢に話すことができればいいのになあ。

3. 私に娘がいればいいのになあ。

4. 答えを知っていればいいのになあ。

 

正解:

1. I wish I were a man.

2. I wish I could speak English fluently.

3. I wish I had a daughter.

4. I wish I knew the answer.

 (2020年4月16日号掲載)