Wednesday, 24 April 2024

English ワンポイント英語

仮定法過去 (2020.4.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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wishを使った仮定法過去

「~ならいいのになあ」という現在の実現不可能な願望を表す「wish」 を使った仮定法過去の公式は次の通りです。

主語+wish+(that)+主語+動詞の過去形(be 動詞はwereを使う)〜.

大事なことは、that 節の動詞は過去形を使っていますが、その内容が、

現在の事実に反する願望であるということです。

 

例えば、次の文では、自分が今あまり背が高くないというのが現在の事実であり、その事実に反した願望を表しています。

 I wish (that) I were taller. (もっと背が高ければいいのになあ。)

 

次の文では、自分が今十分なお金を持っていないことがわかります。

 I wish I had more money.  (もっとお金があればいいのになあ。)

 

では、練習しましょう。 次の文を英語に訳して下さい。

 

問題:

1. 私が男ならいいのになあ。

2. もっと英語が流暢に話すことができればいいのになあ。

3. 私に娘がいればいいのになあ。

4. 答えを知っていればいいのになあ。

 

正解:

1. I wish I were a man.

2. I wish I could speak English fluently.

3. I wish I had a daughter.

4. I wish I knew the answer.

 (2020年4月16日号掲載)

 

仮定法過去 (2020.3.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
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仮定法過去

仮定法過去の公式は、「If+主語+動詞の過去形(be動詞はwereを使う)〜、主語+would/could/might+動詞の原型〜.」で、

If節の述語動詞が過去形を使い、主節の助動詞も過去形を使っているので、その名称は「仮定法過去」と名づけられましたが、

大事なことは、その表している内容が、 現在の事実に反する仮定であるということです。

 

例えば、If I had more money now, I would buy the car.(もし今、仮にもっと沢山のお金を持ってれば、私はその車を買うだろうに。)

の文で説明すれば、自分が今あまりお金を持ってないというのが現在の事実であり、その事実に反した仮定をしています。

 

従って、 If I were a man, I could get married with her.(もし私が仮に男なら、私は彼女と結婚できるのに。)の文では、

しゃべっている人が、男ではなく、女であることがわかります。

 

では、練習しましょう。 次の文を英語に訳して下さい。

 

問題:

  1. もし私が王様だったら、黄金の城を建てるかも知れない。
  2. もし私が英語を流暢に話すことができるのなら、彼らと話すのに。
  3. もし今、雨が降っていないならば、我々は散歩に出かけるのに。
  4. もし私が答えを知っていたら、あなたにそれをおしえてやるよ。

 

正解:

  1. If I were a king, I might build a golden castle.
  2. If I could speak English fluently, I would speak with them.
  3. If it were not raining now, we would go out for a walk.
  4. If I knew the answer, I would tell it to you.

 (2020年3月16日号掲載)

 

再帰代名詞の使い方 (2020.2.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
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再帰代名詞の使い方

英語の再帰代名詞「~self、~selves」は、主に 主語を繰り返す時に使われる代名詞で、「~自身」と訳して下さい。

例えば、 I did the work myself.(私は自分自身で仕事をした)や

I myself did the work.(私自身も仕事をした)の中のmyselfは強調を表しています。

________________________________________________________

Tom made coffee for himself.(トムは自分自身のためにコーヒーを作った)や

Tom loves himself. (トムは自分自身を愛しています)の中の

himselfは主語を繰り返して使う再帰代名詞を使っているので、Tomとhimselfは同一人物であることを示しています。

 

一方、Tom made coffee for him. (トムは彼のためにコーヒーを作った)や

Tom loves him. (トムは彼を愛しています)の中の

himは、主語を繰り返して使う再帰代名詞を使っていないので、Tomとは別人の「彼」を指しています。

 

では、練習しましょう。次の文を英語に訳して下さい。

 

問題:

1.自分自身でそれをやりなさい。

2.私たちは自分たちのために車を買った。

3.彼らは自らを恥じるべきである。

4.女王は彼女自身でその手紙を書いた。

5.女王は彼女に手紙を書いた。

 

正解:

1. Do it yourself.

2. We bought a car for ourselves.

3. They should be ashamed of themselves.

4. The Queen wrote the letter herself.

5. The Queen wrote her a letter.

 (2020年2月16日号掲載)

 

アメリカの独立13州 (2019.4.16)

 

 

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アメリカの独立13州

1776年7月4日に、アメリカは正式に独立国家として発足しましたが、当時はわずか13の州しかありませんでした。

17〜18世紀に、北アメリカ大陸西岸にイギリス人が入植して成立した植民地は、それぞれが自治を行っていました。

しかし、イギリス本国による課税強化に反対して、1775年4月にイギリスとアメリカの間に独立戦争が始まりました。

1781年にアメリカは勝利をおさめますが、その前に、アメリカは独立を宣言し、英国領の13の植民地がアメリカ合衆国の独立13州(Original Thirteen States)になりました。

アメリカの星条旗の13本の赤と白のストライプは、これらのオリジナルの13州を象徴しています。

 

それでは、これらの13州が正式にアメリカ合衆国の独立州になった順番に、その州の名前を日本語と英語で紹介しましょう。

① デラウェア (Delaware)

② ペンシルバニア (Pennsylvania)

③ ニュージャージー (New Jersey)

④ ジョージア (Georgia)

⑤ コネチカット (Connecticut)     

⑥ マサチューセッツ (Massachusetts)

⑦ メリーランド (Maryland)

⑧ サウスカロライナ (South Carolina)

⑨ ニューハンプシャー (New Hampshire)

⑩ バージニア (Virginia)

⑪ ニューヨーク (New York)

⑫ ノースカロライナ (North Carolina)

⑬ ロードアイランド (Rhode Island)

 (2019年4月16日号掲載)

 

トーマス・ジェファーソン (2019.3.16)

 

 

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    渋谷 昌治

英語講師

1966年第11回高松宮杯全日本英語弁論大会優勝、早稲田大学主催全日本学生英語弁論大会優勝。1969年明治学院大学英文学部音声学科卒業。同年東京 アナウンスアカデミー卒業。
日本では、オールナイトニッポンのDJとして活躍。
1969年留学のため渡米。1974年よりサンディエゴに定住。
1976年 「ショージ英会話教室」を開校。


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トーマス・ジェファーソン

 

アメリカの3代大統領のトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)は1801年から1809年まで在任し、アメリカの独立宣言(Declaration of Independence)の起草者でした。ワシントン大統領の下で初代国務長官になり、1785年から1789年までフランス駐在行使として同盟国フランスとの友好維持にあたりました。

1803年、ナポレオン統治下のフランス領だったアメリカの広大なルイジアナ領210万平方キロメートルを超える領地を1,500万ドルでフランスから購入(Louisiana Purchase)し、アメリカ合衆国の領土は一躍2倍になりました。

後にジェファーソンは、バージニア大学を創立しました。

では、トーマス・ジェファーソンに関係した英語の勉強をしましょう。

 

1. Thomas Jefferson, the 3rd President of the United States, was the principal author of the Declaration of Independence and was a proponent of democracy who motivated American Colonists to break from the Kingdom of Great Britain.

合衆国の3代目大統領のトーマス・ジェファーソンは独立宣言の起草者であり、アメリカの植民地者たちに大英帝国から離れる様に動機づけた民主主義の提唱者でもあった。

2. President George Washington appointed him the country's first Secretary of State. Jefferson supported France against Britain when the two nations fought in 1793.

ジョージ・ワシントンは彼を国の初代国務長官に任命した。ジェファーソンは、フランスとイギリスが1793年に戦争した時、フランスを支持した。

3. In 1803, Napoleon decided to sell the entire territory of Louisiana to the United States, and the Louisiana Purchase occurred during the term of Thomas Jefferson.

1803年に、ナポレオンは全ルイジアナ領を合衆国に売ることを決意し、トーマス・ジェファーソンの任期中に、ルイジアナ買収が起こった。

 (2019年3月16日号掲載)