日本人芸者と米軍人の悲恋物語 馴染み深いプッチーニの人気歌劇
Madama Butterfly
2024/4/26 (金) & 4/28 (日)
San Diego Civic Theatre
https://bit.ly/48xYb4B
名アリア「ある晴れた日に」など豊かなメロディで彩られる『蝶々夫人』は、世界中で観客の涙を誘っている人気作。
舞台は1895年頃の長崎。
アメリカの海軍士官ピンカートンは、日本に滞在する間の戯れに、丘の上の小さな家と「現地妻」を買った。
斡旋屋に紹介されて現れたのは、15歳の可憐ながらも芯の強い、夫に忠実であろうとする少女――蝶々さんであった。
彼女は没落した武家の娘で、この結婚が決まるまでは芸者として身を立てていた。
事態を懸念したアメリカ領事シャープレスは、ピンカートンに不用心な戯れは避けるよう忠告するが、その忠告がピンカートンの耳に入ることはなく、そのまま結婚式は執り行われる。
親戚一同から絶縁された蝶々夫人であったが、必ず戻るというピンカートンの言葉を信じ、彼との間に生まれた息子を抱いて待ち続ける。
しかし、ピンカートンは彼女を裏切り、アメリカから帰ってくると、既にアメリカ人の妻として来たことが判明する。
蝶々夫人は絶望し、自らの名誉を守るために最後の行動に出る・・・。
この公演では、コリーヌ・ウィンタース(前回は2017年の『椿姫』のヴィオレッタ役)と、ピンカートン役のテノール歌手アダム・スミスの夫妻がカンパニー・デビューを飾る。
マエストロ、イヴ・アベルがサンディエゴ交響楽団を率いて再登場する。
言語:イタリア語で歌われ、英語とスペイン語のテキストが舞台上に映し出される。
上演時間:2時間30分(休憩1時間を含む)
◼︎ チケット:$13-$340