魅力のレゲエ＋ポップセンス　重厚なテーマと繊細な音楽性

Sting
2023/10/4 (水)
Open Air Theatre
https://bit.ly/3R0PUzW

イギリス出身の元「ポリス」のリードシンガー、スティングが、サンディエゴ州立大学のオープン・エア・シアターでコンサートを開催する。

サンディエゴでの公演は2010年以来。

1970年代から音楽活動を続ける彼の長いキャリアからのヒット曲を披露する。

1970年後半に、スチュワート・コープランドとアンディ・サマーズとポリスを結成、5枚のアルバムをリリース、グラミー賞を6つ獲得し、2003年にはロックの殿堂入り。

1985年以来、13枚のソロ・アルバムをリリース。

2011年にはソロ・キャリア25周年を記念した『ベスト・オブ・25イヤーズ』と、ボックス・セットの決定版『25イヤーズ』がiPadアプリのSting 25と共にリリースされた。

ポリス時代とソロ時代を含めると、これまでのアルバム売上枚数は1億枚を超える。

グラミー賞を17回、ゴールデン・グローブ賞、エミー賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた経歴を持つ。

2017年にはスウェーデンの権威ある音楽賞「ポーラー音楽賞」（音楽のノーベル賞と言われる）を受賞。

これまで15本以上の映画に出演し、ニューヨーク·タイムズのベストセラーとなった回顧録「Broken Music」を含む2冊の本を執筆している。

1989年に妻トゥルーディ・スタイラーと共同設立した熱帯雨林基金や、人権団体への支援活動でも知られる。

◼︎ チケット:$279-

夢？ 現実？ 道化師が見た歓喜の大行進　
サーカスで表現する魅惑のイリュージョン

Cirque du Soleil: CORTEO
2023/9/6 (水) ～ 9月10日 (日)
Pechanga Arena
www.cirquedusoleil.com/corteo



夢想的なステージ構成で観客を魅了するエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユ



約10年間 (2005～2015年) のロングラン世界公演を終えて人気演目が8年ぶりに復活！



現在、サンディエゴを含む北米17都市ツアー (2023年8月～2024年3月) を継続中。

夢か？　現実か？　 道化師ドリーマー・クラウンが死の直前に目撃した不思議な世界の大行進。

アクロバティックなサーカスに人生の悲喜を盛り込んだファンタジーを楽しもう。


 コルテオ (CORTEO) あらすじ：

「死んだ夢を見てしまった」ーー。

道化師がその話を始めると、ステージは突然、幻想的な世界に激変する。

天井に出現する無数のシャンデリア。

妖艶な美女が舞い踊り、天使が空間を飛び回る。ベッドを駆け巡る人々。

それに呼応して激しく動き回る馬。

楽器を鳴らしながら厳 (おごそ) かな足取りで歩き出すパレード。

それは永遠に終わることのない大行進のよう。

そこは人間の歓びや悲しみ、優しさや力強さなど、人間の感情すべてが混在する異次元の世界。

まるで、ドリーマー・クラウンの人生を表現しているように思える。

迫力のライブ演奏と目を見張るスタント技術が観客全員を釘付けにする。



 シルク・ドゥ・ソレイユ (Cirque du Soleil Entertainment Group)：

カナダ・モントリオールを本拠地とするライブエンターテインメントの世界的リーダー。

1984年に「火喰い芸」の大道芸人ギー・ラリベルテが設立。サーカスアートの自主制作に加え、マルチメディア、ヴァーチャル体験、テーマパーク、特殊イベントなど幅広い娯楽分野で独自の創造的手腕を発揮している。

人間、コミュニティ、そして地球という生命体／有機体に対し、ジャンルを超えた創作芸術を媒介にして肯定的な影響を与えることを目的としている。

2020年6月にコロナ禍の影響で事実上の経営破綻に陥ったが、カタリスト・キャピタル・グループが経営権を取得して再建に乗り出し、約1年後に公演再開を果たす。

▪︎ チケット：$39～$160


*写真クレジット：Cirque du Soleil: CORTEO / © Cirque du Soleil.

 ユゴーが説いた永遠のヒューマニズム　子供時代に読んだ世界的名作を再び

Les Misérables
2023/10/3 (火) 〜 10/15 (日)
San Diego Civic Theatre
https://bit.ly/3qS4GOS

ミュージカルの製作や舞台演出家として知られているキャメロン・マッキントッシュが、アラン・ブーブリルとクロード＝ミッシェル・シェーンベルグによるトニー賞受賞ミュージカル『レ・ミゼラブル』を上演する。

19世紀のフランスを背景にした『レ・ミゼラブル』は、破れた夢と報われない愛、情熱、犠牲、そして贖罪という、人間の精神の生存を示す不朽の物語。

「I Dreamed a Dream」、「On My Own」、「Bring Him Home」、「One Day More」、「Master of the House」などの名曲にも心を揺さぶられるだろう。


1815年のフランス。仮釈放中の主人公ジャン・バルジャンは教会で改心し、名を偽って新たな町で成功し人望を集め市長となった。

逃亡した主人公を執拗に追い続けるジャヴェール警部。

悩んだ末正体を明らかにしたジャン・バルジャンは逮捕直前で再び逃亡した。

市長時代に知り合った女性ファンティーヌから娘コゼットを託されたジャン・バルジャン。

里子に出されていたコゼットを悪党のテナルディエ夫妻から取り戻すと、2人は身をひそめながら親子のように暮らした。

1832年6月のパリ。町では貧しい労働者らによる暴動が起ころうとしていた。美しい娘に成長していたコゼットに、青年マリウスが一目惚れ。

暴動に参加し瀕死のマリウスを救ったジャン・バルジャン。

マリウスとコゼットは結ばれるが、ジャン・バルジャンに残された日々はわずかだった・・・。

◼︎ チケット:$39-399

 アーサー王と円卓騎士団の聖杯探索　ホーリー・グレイル伝説のパロディ

Monty Python's Spamalot
2023/9/9 (土) 〜10/29 (土)　*土日曜のみ
Theatre at the Welk
https://bit.ly/3YaNC2X

8世紀のイングランド。

神のお告げで聖杯の存在を知ったアーサー王は、４人の円卓の騎士と召使いの馬パッツィを率いてカメロット城へ向かう。

しかし、そこに聖杯はなく、果てしない探索の旅が始まろうとしていた。

百鬼夜行の道中になるのを知らずに・・。

モンティ・ パイソンは1969年にBBCのTV番組 “Monty Python’s Flying Cirtus” で結成されたコメディ集団。

2005年にブロードウェイで上演されたこの作品は、トニー賞で最優秀ミュージカル賞を含む3部門を受賞。 

アーサー王と湖の貴婦人の非常識で騒々しく、輝かしいエンターテインメントに満ちた物語は、観客たちを楽しませ、聖杯を求めながら「常に明るい側面を見る」ことを探求する。

◼︎ チケット:$31-$62